高品質な筋トレ機器は高額になりがちですが、可変式ダンベルなら少ない投資で幅広い負荷に対応できます。
ジムに通わずに自宅で本格的な筋トレが可能で、スペースも節約できます。
最近では自宅トレーニング向けに人気が急上昇中です。
この記事では可変式ダンベルの魅力や選び方、おすすめモデルを詳しく解説します。
目次
可変式ダンベルのコスパは本当に良い?メリットとデメリット
可変式ダンベルはプレートを付け替えて重量調整できる筋トレ器具です。複数の固定ダンベルを揃える代わりに1~2セットで幅広い負荷に対応可能で、その点でコスト面のメリットがあります。
ここでは可変式ダンベルのコスパを、メリットとデメリットの両面から考えてみましょう。
高重量トレーニングを少ない投資で実現
可変式ダンベルは1セットで幅広い重量に対応できる点が大きなメリットです。
例えば、固定式ダンベルで高重量(40kg前後)を揃えるには数十万円かかる場合もありますが、可変式ならプレート交換だけで19~45kgなど幅広い重量をこなせます。
用途や筋力に合わせて負荷を増やせるため、高重量トレーニングでも少ない投資でカバーできるのです。
省スペースで収納できる
可変式ダンベルは収納スペースが少なくて済むのも魅力です。固定式ダンベルだと数種類の重さを用意するためにたくさんの置き場やダンベルラックが必要ですが、可変式なら1セットあればOK。
衣装ケースほどのスペースで済むので、収納コストの節約にもつながります。
狭い部屋や集合住宅でのトレーニング環境でも可変式なら邪魔になりません。
コストパフォーマンス面の注意点
一方で注意点もあります。可変式ダンベルは安価なモデルでも数万円するため、初心者にとっては初期投資が大きく感じられるかもしれません。さらに、値段を抑えたモデルはプラスチック製パーツが多く耐久性が低い場合があります。
使用頻度が高いと故障しやすく、結果的に買い替えが必要になるリスクもあるため、信頼できるブランドを選ぶことが大切です。
また、最高重量には限界があり、本格的な上級者になると物足りなく感じるケースもあります。
【注意】安価なモデルにはプラスチック製パーツを使ったものもあり、長期間使うと破損することがあります。長く使いたい場合は金属製パーツの製品を検討しましょう。
固定式ダンベル・ジムとのコスパ比較

ここまで可変式ダンベルのメリット・デメリットを見てきましたが、実際、固定式ダンベルやジム通いと比べたときに、どれほどコストパフォーマンスが優れているかも気になります。
以下の表で可変式ダンベル、固定式ダンベル、ジム利用のコスト面を比較してみましょう。
比較項目 | 可変式ダンベル | 固定式ダンベル | ジム通い |
---|---|---|---|
初期費用 | 約3万~5万円(セット内容による) | 高額(重量ごとに購入) | 約月7,000円(施設にもよる) |
継続コスト | ほぼ不要(破損時のみ買替え) | ほぼ不要 | 月会費が継続的に発生 |
重量調整 | 1台で幅広い重量に対応 | 複数セットが必要 | あらゆる重量に対応可能 |
スペース | 省スペース | 多くの保管場所が必要 | 不要(外部で利用) |
上記比較から分かるように、可変式ダンベルは長期的に見ると大きなコストメリットがあります。
ジム利用の月会費は年間で約8万円に上るケースもあり、可変式ダンベルの購入費用を1年足らずで回収できます。
収納スペースも節約でき、ジムに通う時間や経費を考えれば自宅トレーニングのコスパは非常に高いと言えます。
ジム利用とのコスト比較
ジム通いの場合、月会費のほか交通費も必要になることがあります。1年続けると8万円前後の出費になる計算です。
これに対して可変式ダンベルは初期購入費以外はほぼかからないため、継続して使うほどコストパフォーマンスに大きな差が出てきます。
ジム通いのランニングコストと比較すると、可変式ダンベルの方が格段に経済的です。
固定式ダンベルとの費用比較
固定式ダンベルを複数揃えるとコストが膨らみます。
例えば10kg刻みで20kgまで揃えると、両手で40kg分のダンベルを用意するには20kg×2、15kg×2、10kg×2、5kg×2など、多くのアイテムが必要で、合計金額は可変式を上回ります。
また、ダンベルラックを購入する必要があり、それも別途費用がかかります。可変式なら負荷調整だけで対応できるため、初期費用を抑えられる点が魅力です。
家トレに必要なスペースとコスト
固定式ダンベルの場合、ラックや収納スペースに加えて、重量アイテムの運搬や配置に手間がかかります。一方、ジム利用なら専用スペースが不要ですが、移動時間というコストが発生します。
可変式ダンベルは最小限の省スペースで済み、ワンルームや子ども部屋でも設置しやすいです。家トレ用具にかかるスペースコストの小ささも、可変式ダンベルの大きなメリットです。
コスパ重視で選ぶ!可変式ダンベルの選び方

可変式ダンベルをコスパ重視で選ぶ際は、いくつかのポイントを押さえることが大切です。まずは自分の筋力レベルと目的に合った重量範囲を見極めましょう。最大重量を見誤るとすぐに物足りなくなる可能性があります。
次に、重量調整方式(ダイヤル式、ピン式、スクリュー式など)や素材の耐久性をチェックします。頑丈な金属製プレートやシャフトのものは長持ちしやすく、結果的にコスパが良くなります。
また、アフターサポートや保証期間があるかどうかも選ぶ際の重要ポイントです。長く安心して使うためには、信頼できるメーカーの製品を選びましょう。
目標重量に合ったタイプを選ぶ
まず、自分の筋力レベルとトレーニング種目に合った最大重量を選びます。
筋トレ初心者や腕・肩など中負荷部位へのトレーニングなら20kg前後から始められるモデルで十分ですが、大胸筋や脚のような高負荷部位を鍛えたい人は40kgやそれ以上のモデルがおすすめです。
最初から少し重めのモデルを選ぶと、後から買い替える手間が省けて結果的にコスパが良くなります。
耐久性・素材を確認する
可変式ダンベルは、素材や構造によって耐久性が大きく変わります。鉄製のプレートは頑丈で長持ちしますが、価格もやや上がります。反対に、樹脂製やプラスチック製のプレートは軽量で安価ですが、長期間使うと変形や破損が起こりやすい点を留意してください。
また、重量調整の仕組み(ダイヤル式・ピン式・スクリュー式・プレート式など)にも注目しましょう。部品点数が少なく耐久性の高いピン式やスクリュー式はサビや故障のリスクが低く、結果的に高いコスパを期待できます。
【注意】安価なモデルにはプラスチック製パーツを使ったものもあり、長期間使うと破損することがあります。長く使いたい場合は金属製パーツの製品を検討しましょう。
価格と機能のバランスを見る
可変式ダンベルは価格帯が幅広く、高価なモデルほど重量調整のレバーやダイヤルが滑らかで静音性に優れていることが多いです。
しかし予算を抑えたい場合は、基本性能がしっかりしていれば十分と言えます。
価格と重量調整方式、保証内容などを総合的に判断して、コストと機能のバランスが良い製品を選びましょう。
保証やサポートで選ぶポイント
万が一の故障や不具合に備え、保証内容を確認することも大切です。保証期間が長く、交換用パーツの提供がある製品は、長く安心して使えます。
このようなメーカー製品はやや価格が高い場合もありますが、実際の使用期間が伸びるためコスパが良くなるメリットがあります。
コスパ最強!おすすめの可変式ダンベル3選
ここではコスパに優れたおすすめ可変式ダンベルを紹介します。初心者から上級者まで対応する人気モデルを、重量クラス別にピックアップしました。
40kgセットで高重量を目指すタイプ
高重量トレーニングを目指す人向けのモデルです。胸や背中など大きな筋肉にも対応できる製品を紹介します。
- SportsMonster ポリダンベル(40kgセット):鉄と樹脂の組み合わせで頑丈ながら価格は約4~5万円。負荷設定は1.25~40kgまで可能で、長く使える設計です。
- Barwing アジャスタブルダンベル(40kgセット):最大重量40kg(20kg×2)のモデル。15段階調整でき、価格は3万円台前半と非常にリーズナブル。プレートのつなぎ目がなく安定性が高く、コスパに優れています。
これらは高重量トレーニングに最適で、しっかり筋肉を追い込みたい方におすすめです。価格は高めですが、1台で長く使える価値があります。
20-30kgクラスのおすすめモデル
20~30kgクラスは、上半身を中心に幅広い筋トレメニューをこなしたい人向けです。初心者から中級者が無理なく扱える重量帯で、コスパが良いモデルを紹介します。
- Northdeer(ノースディア) 24kgセット:25kgまで対応可能な人気モデル。小型でスペースを取らず、価格も2万円台とお手頃。使い勝手の良さで高評価です。
- IRONMAN CLUB(鉄人倶楽部) 30kgセット:最大30kg(15kg×2)のモデル。価格は3万円台で重さの選択肢も多く、初心者にも使いやすいです。
このクラスの可変式ダンベルは、ジム通いの補助用や本格的なトレーニング開始にぴったりです。価格も比較的安価なので、コスパ重視で選びたい人に適しています。
軽量でスペース重視の初心者向け
軽量・コンパクトなモデルは初心者におすすめです。安価ながら必要な重量が揃い、腕や肩のトレーニングを中心に快適に使えます。
- FIELDOOR(フィールドア) 22kgセット:小型サイズでスタンダードなダンベル。価格1万3千円前後と格安ながら堅牢な作り。
- CRéer 10kg 2個セット:合計20kgまで対応できるシンプルモデル。1万円以下の値段ながら鉄製で品質が高く、コストパフォーマンス抜群です。
軽量モデルは重量は軽めですが、初心者の筋トレ開始には申し分ありません。小さい負荷から確実に鍛えられるので、無理なく始められる点が魅力です。
長く使える工夫:可変式ダンベルでコスパを最大化

可変式ダンベルは一度購入すると長く使える製品ですが、さらにコスパを高めるための工夫もあります。
ここでは、購入後に実践できるメンテナンス方法、賢い購入タイミング、トレーニング効率の向上策をご紹介します。
定期メンテで長持ちさせる
使用後は表面の汚れや汗を拭き取り、ネジや固定部品の緩みをチェックしましょう。金属部分には軽く油を差して錆を防ぐと、パーツの劣化を遅らせられます。
小さなメンテナンスをこまめに行うことで、可変式ダンベルを長持ちさせ、コスパを高めることができます。
中古やセール品でお得に購入
購入コストを抑える工夫として、中古市場を活用する方法もあります。信頼できるショップやオークションで状態の良いモデルが出ていれば、新品より安価に購入できます。
また、Amazonや楽天のセールや大型キャンペーンを狙うのも有効です。特に年末年始やボーナス時期になると可変式ダンベルが安くなる例が多いので、価格推移をこまめにチェックしましょう。
【ワンポイント】Amazonのプライムセールや楽天スーパーセールなど、大型セール時期を狙えば高品質な可変式ダンベルをさらに安く手に入れるチャンスです。
トレーニングプランで投資を活かす
可変式ダンベルを購入したら、ドロップセットやスーパーセットなどを活用して効率的にトレーニングしましょう。1台で多段階の負荷を扱えるので、同じ時間でも高い筋トレ効果が期待できます。
賢くトレーニングプランを組むことで、可変式ダンベルの高いコスパを最大限に生かせます。
まとめ
可変式ダンベルは1セットで幅広い負荷を扱えるため、多くのダンベルを買い揃える必要がなく、長期的にコストパフォーマンスが高い器具です。固定式ダンベルやジム通いと比較しても、自宅トレーニングの継続コストやスペース面で有利であることが分かりました。用途に合ったタイプを選んで使いこなせば、低コストで効率的な筋トレが実現できます。
コストと効果を考えたとき、可変式ダンベルはまさに「コスパ最強」のトレーニングアイテムです。ぜひこの記事を参考に最適な製品を選び、驚きのコスパで筋トレ効果を最大化してください。